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《アトピーを体の中から治しましょう》

アトピーの漢方治療は「体の中から」というのが基本です。

アトピー性皮膚炎や喘息の場合は、ストレスや冷たいもののとりすぎなどで、体の中で

症状を抑える力が弱くなり、自分の力で炎症をコントロールできなくなったために治ら

ないと考えます。

漢方薬で体質から強くすることで、辛い症状は随分と良くなる方が多いです。

【漢方薬】でアトピーの対策を

アトピー性皮膚炎の場合、まずは「かゆみ」のコントロールが大切です。

とくに夏場や汗をかく時期には、かいたところが2次感染を起こしていますから、皮膚を

清潔にすることと、感染からくる「かゆみ」を抑えることが大切です。

寝る前や、入浴前に「かゆみ止め」の漢方薬を用意しており、これを飲むと、かゆみが

が減り、ぐっすり眠れたという方が多いです。


《食事でアトピー対策を》

アトピーの方にとって、食事はとても大切だと思います。とくに、消化に時間がかかる

油物や加工食品は問題です。あと、季節によって注意したい食品もたくさんあります。

また、冷たいものは飲み物、食べ物ともにいろいろな意味で注意したいです。この点を

とくに注意してお話ししております。それと同時に、体の炎症を抑える薬をお選びします

ある程度、表面的な症状が軽くなったといころで、アトピー体質の方が弱くなっている

る「炎症を抑える力」をつけていくお薬をお選びします。これを根気よく続けると、皮膚

のカサカサがなくなり、保湿剤もあまり必要でなくなり、状態が良くなる方が多いです。

かき傷などで、色素沈着を起こしている場合には、美肌効果のある漢方薬をお選びし

ています。

《これだけは注意しましょう》

漢方薬で、アトピー症状を良くするのは時間がかかる場合が多いです。治療には生活

面を含めて注意することが多いので、根気が多少いります。漢方の「かゆみ止め」の

おかげで、以前よりは効果が出やすくはなりましたが、体質はそう簡単に変わりません

即即効性はあまり期待できないつもりでのぞまれるとよいです

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